2012年入社 | 11年目
平野 有人
久留米支店[営業]
入社3年程部品を経験|今は営業2部のリーダー
入社して半年は整備にいて、その後3年ほど部品を経験して営業に配属されました。
入社のきっかけや、入社当時の様子を教えてください。
会社の野球部に大先輩がいて、その人に声をかけられて入社しました。
実は入社した当初はトラックや車に全く興味がなく、どんな会社かも知りませんでした。
オイルエレメントとか、そういった部品の名前も分からなかったです。そんな状態でも、お客様からは「日野の社員」として見られるので、「どうして分からないんだ!」とご指摘いただくことも多々ありました。
そんなときはどうしましたか?
先輩に相談しました。
お客様には迷惑をかけられないので、分からないなら分からないなりに行動しました。身近な先輩がいたので、相談しやすかったですね。今もそうですが、先輩に相談して聞いたことは必ずメモしました。仕事専用のノートを用意しています。お客様に間違ったことを伝えないように、メモした数日後に見返して、教えてもらったことを覚えるようにしていますね。
印象的なエピソードがあったら教えてください。
入社したばかりのころ、日野の社員なら分かって当たり前というようなことも分からず「分からないので確認します」と伝えたら、かなりの勢いで怒られたことがありました。どうしようどうしよう、となっていたとき、そのお客様と顔なじみの先輩が「新人なんで、これから私がフォローします」とお客様に電話をしてくれたのです。
その一言のおかげで、お客様も「あ、新人なんだ」と思ってくださって、それからは距離が近づいたんです。
一緒に仕事をする人たちとの関係についても教えてください。
先輩には得意分野があって、「この案件に関しては、この先輩に聞けば間違いない」という人に都度相談しています。同期とは、飲みに行ったり、アドバイスをし合ったりしますね。同期の存在は大きいです。同じように車のことを何も知らないまっさらな状態で入ってきたので、負けないようにと意識しながら、相談し合いながら仕事をしてきました。
営業に異動されて8年ですね。後輩もいらっしゃいますか?
久留米支店の営業は2部制で、僕は2部の方にいるのですが、そこでは僕が一番年上になります。
部内でも仲がいいので、飲みに行って仕事の話をしたり、相談を受けたりしています。僕が新人だった頃に先輩にしてもらったように、仕事中に声をかけるなど話しやすい雰囲気作りを心がけています。それでもしっかりやらないといけない所はやる必要があるので、ワイワイやる時と、きっちり締める時と、メリハリを付けています。
お仕事でのやりがいは何ですか?
年を追うごとにお客様の問い合わせに対して「確認します」という回数が減っていって、自分で答えられるようになっていきました。
そうした成長を実感できるのは嬉しいです。しかし、まだまだの部分もあるので、自分で対応できる範囲を限りなく100%に近づけるようにしていきたいなと思っています。
どんな時に喜びを感じますか?
やはりトラックを買ってもらった時です。決して安い買い物ではないですし、競合他社もたくさんあるので。特に、日野の名前だけではなくて、対応が良かったからとか、今後の対応を見越して「平野さんから買うね」と言ってもらったときは嬉しいです。そう言ってもらうために、迅速な対応はもちろん、お客様との関係性を大事にしています。
仕事だけの話になってしまうとお客様も構えてしまうので、雑談してから商談に入るように意識しています。
困難を乗り越えたエピソードがあったら教えてください。
営業になったばかりのころ、事情があって十分な引継ぎが行えない状態でお客様のところへ行くことがありました。行く先々で「前任者にはこういうことを言ったんだけど」と言われて…。かなり困りました。
担当は違っても、お客様にとっては同じ日野の社員。僕の状況はお客様に関係がないので、とにかく言われたことを全部メモしました。お客様には「追ってお答えします」と伝えて、すぐに先輩へ電話。翌日にはそのお客様の所へ行って説明する、といった迅速な対応を心がけました。
素晴らしい行動力ですね。
結果として、日を追うごとにお客様から信頼を得られて、仲良くなれました。
トラブルがあっても、その対応次第でお客様の印象も変わってくると実感しました。あの時は大変でしたが、最初の壁があったからこそ「宿題をもらったらすぐ対応」という、今の営業スタイルができました。一人で乗り越えるのは難しかったと思いますが、周りの人間関係に助けられた部分が大きいです。先輩や上司、同期のメンバーがいたから頑張れました。
これから、こうなっていきたいというビジョンはありますか。
やっぱり、一番になりたいです。各メーカーがある中で“日野が一番”と言っていただけるようになりたいです。そして、営業の中でも一番を目指します。日野というブランドで買ってもらうのではなく、“平野さんから買った”と、人で買ってもらう営業でありたいです。
プライベートはどのように過ごしていますか。
子供と過ごしています。子供と遊ぶことが息抜きですかね。仕事のストレスをリセットできます。
実は子供が4人いまして、子ども達のためにも仕事を頑張らないといけないなと思っています。それが原動力です。
九州日野自動車に入ってくる人に、求めるものは何ですか。
「人のため」を考えられる人であることですね。お客様のために、相手の立場に立って考えられるような人です。相手の立場に立てば、自ずといろいろな提案や情報提供ができるのではないかと思います。
そんな未来の新入社員候補の方々に、メッセージをお願いします。
数ある会社の中から九州日野自動車を選んでもらえたら嬉しいです。アットホームな雰囲気の会社なので、楽しく仲良くやれると思います。
ぜひ一緒に働きましょう!